今の日本では、こどもたちも、子供を育てるご両親も、
がっかりしたり、自信がなかったり疲れたりすることだらけです。
診察室に来るなり、下を向きながら「おれバカだもん」という子がいました。
「こんなに先生のお願いをさっさと聞いてくれて、のどをオエッとされても怒らないで、100点満点じゃない!」というと、
ちょっと嬉しそうに、頭を上げて帰って行きました。
少し人と違ったり、苦手なことがあると、それだけでいじめられたり、
しかられたり、自分はだめだと思ってしまう子供達がたくさんいます。
ちょっと他の子より出来ないことがあると、「この子はだめだ」と思ってしまうお母さんやお父さんもいます。
でも、ちがいます。
金子みすずが言ってくれたように、「みんな違って みんないい。」
苦手なことがたくさんあっても、どんなに障害が重い子供達でも、
こどもは(ほんとは大人も!)絶対に伸びる力を持っています。
ただ、だめだと思った途端に、伸びる力が縮んでしまうのです。
みんなが素敵に輝けるように、お手伝いしたい。
スタッフはそのために、日々笑顔を磨いています。